浜名湖渚園キャンプ場に行って来ました!
神奈川からは片道200km。週末のキャンプとしてはちょっと距離のある場所です。では、なぜ、そんな遠いところを選んだのかというと…
今回は滋賀に住む友人ファミリーと一緒のキャンプだったからです!神奈川と滋賀の中間地点。そして、時期的に標高は低めの方がいいな、と思いながら地図とにらめっこをして目に止まったのが「浜名湖」だったのでした。
さて、週末のキャンプでしたが、金曜日はなんとか(というか、「無理やり」)休みが取れた(というか、「取った」)ので、木曜日の夜に出発。そして、深夜に浜名湖畔に到着してP泊をしました。200kmを“した道”で5時間!結構、走りがいありましたね…楽しかったです!
到着した時は真っ暗すぎて何もわかりませんでしたが、朝になって窓の外をのぞいて見ると期待通りの景色が広がっていました。
窓の外は一面が浜名湖。こんな贅沢な景色を眺めながら、朝ごはんをいただきます!
キャンプ場のチェックインは8:30なので、朝ごはんはレトルトカレーでササッと済ませました。
9:00ちょっと前に「渚園」、到着!
ちなみに、渚園とは浜名湖にポッカリと浮かんだ人工島です。そして、その西側半分がキャンプ場になっています。
「なんだか不思議な島だな」と思って調べてみました。すると、ちょっと驚きな経歴が…
『もともとは塩を作る場所であった。渚園は昭和21年12月13日に埋立工事が開始され、昭和22年3月に火入式を行ったがわずか、2ヶ月後に火災にあい製塩施設は焼失。その後再建されず、放置された。その後昭和40年代になり現在の状態にされた。当時ランド方式により、大規模総合観光開発を目したが、いずれも成功せず、ウオットや野外体育施設を建設し現在に至る。』
※ ウィキペディアより
とのことでした。確かに、わざわざキャンプ場を作るためにこんな島を作ることはしませんよね…。
ちなみに、トレーラーでこのキャンプ場を利用する際の注意点ですが、駐車場入口のゲートを通った後にすぐ左折してキャンプ場に入らなければなりません。これが結構ギリギリなんです。私のトレーラー(全長6.7m)では1回の切り返しで曲がり切れましたが、7m以上のトレーラーの場合は直進して右側の駐車場でUターンしてきた方がいいかもしれません。
ちなみに、ゲートはトレーラーを繋いだままでも通過できます。ヘッド車とトレーラーがギロチンにされてしまうことはありません。
受付を済ませ、場内へ!
チェックイン時間ぴったりということと、平日ということもあって、ガ〜ラガラ。
そして、設営完了!
う〜ん、すごい開放感だぁ〜!
さて、ここで長女の新しい自転車をデビューさせました!
これまで使っていたストライダーは使い込んだせいか座面が破損してしまったため、これを機に自転車にステップアップしてみたんです。ちなみに、自転車はジージ(義父)がプレゼントしてくれました。ありがとうございます!
しかしながら…問題発生!
自転車を購入する際、16インチか18インチか悩み、「適応身長がギリギリクリアしているから」と大きめの18インチを選んだんです。そしたら、足はギリギリ地面に着くものの、車体が大きいぶん自転車が重いでの次女の脚力ではペダルが回らず…。
今回は芝生の上だったので、抵抗が大きかったのもあるかもしれません。舗装された道路ならもう少し漕ぎやすいかな?乗りこなせるようになるには、まだ少し時間がかかりそうです。
さて、午後はデリカD:5を走らせてお出かけをしました。
湖の向こうに見える岸が渚園キャンプ場。防風林の向こう側がちょうど私達のトレーラーを設置した場所です。
それにしても…ヤシの木の見てみください!すごい風!今日は朝から風が強かったんです。しかしながら、キャンプ場内の風はそこまで強く感じなかったので、防風林がいい仕事をしてくれていたといういことがよくわかりました。
さて、橋をビューンと渡りまして、
「浜名湖ガーデンパーク」に到着です!
ここは静岡県立の大規模公園。
2004年に開催された浜名湖花博の会場として整備された後、再整備されてオープンした公園なんだそうです。
まずは記念写真を撮って、
そして、アスレチックへ。
子ども達はどこに行っても、これが一番楽しそうですね。
しかし、パパはお腹が減った…。
「そろそろ、お昼ご飯、食べようよぉ〜!」
と、誘い出して園内を奥へと進みました。
一面がコスモス畑なんだけれど、花の盛りにはまだ早かったみたいです…残念。
そして、眺めのよいところにテーブルと椅子を見つけたので、お昼ご飯にしました。
ママが作ってくれたマフィンです。
なんど食べても美味しいね!
パパは4つも食べてしまいました!
食後のデザートはりんご。
お菓子より果物好きな子ども達はこれにも大喜びでした。
テーブルの前にもコスモス畑が広がっていますが、やっぱり花はチラホラです。
しかしながら、
園内は“秋”真っ盛りです。
曇っていることと風が強いこともあって寒いくらいでしたが、暖かい服に身を包めばなんてことありません。
一番、気持ちのいい季節ですね。
「春と秋、どっちが好き?」という話の中で、奥さんは「秋」と答えていましたが、私も最近になってその意味がわかってきた気がします。一見、寒い冬に向かっていく秋には寂しさを感じなくもありませんが、その「寂しさ」を「落ち着き」のように感じられるようになってきた今日この頃です。
こちらは園内の一番奥にある「花の博物館」です。
「印象派の画家クロード・モネが、フランス・ジヴェルニーに造った庭を、モネ生前当時の姿を模したもの」だそうです。
こちらには盛りの花が咲き乱れていました。
この季節なので、一番目立っていたのはやはりバラですね。
いい写真がたくさん撮れました!
さて、戻りますかぁ〜?
いや、最後にまたこちらへ。
やっぱりここが一番楽しかったみたいです(笑)。
園内には、高さ50mの展望塔、ファミリー自転車貸し出しなど興味惹かれるものがまだまだありました。
渚園キャンプ場もなかなか居心地が良さそうだし。またセットで遊びに来たいものです。
そして、キャンプ場に戻ってきました。
奥さんと長女はトレーラーのベッドで沈没。
なので、
次女と二人で焚き火を楽しむことにしました。
次女は常に姉を見ているからか、教えていなくてもできるようになっていることがたくさんあって驚かされます。
薪の組み方もなかなかなもんでした。
さて、お楽しみが始まりましたよぉ〜♪
防風林の向こうを覗くと湖の向こうの空が茜色に染まっていました。
心和む光景です。
湖沿いのキャンプって、いいですね。海や川や山にはない魅力があります。
そして、夕食の時間。
日が沈んで気温は下がりましたが、ダウンを着るほどではありません。
蚊はいないし、汗はかかないし、キャンプに最高のコンディションです。
夏はタープの下に炭火を持ってくると汗だくになりましたが、この季節なら、炭火の温もりを楽しむこともできます。
キャンプはやっぱり秋がいいですね!
さてさて、今夜は我が家だけのキャンプでしたが、明日は滋賀からの友人ファミリーが合流します。
滋賀には昨年の年末に遊びに行ってその友人宅に泊めてもらったのですが、娘たちはそのことをよく覚えているようです。次女なんか、そこで頂いて来てしまったネコちゃんのぬいぐるみを今でも片時も離しません…。
そんなこんなで、明日を楽しみに布団に潜った、浜名湖二日目の夜でした。
(つづく)
<備忘録>
10月11日(木)
自宅20:00 → 道の駅富士 → 0:50浜名湖P泊地
本日の走行距離:牽引あり212km+牽引なし0km=212km
10月12日(金)
浜名湖P泊地8:40 → 8:45渚園キャンプ場11:00 → コンビニ → 11:25浜名湖ガーデンパーク → 渚園キャンプ場
本日の走行距離:牽引あり2km+牽引なし8km=10km
この旅での走行距離:牽引あり214km+牽引なし8km=222km