ここのところ、春からずっと2週間に1回の間隔でキャンプに行っていました。そして、今週ももちろんキャンプの予定でした。
けれど…なんなんですか!?
今年の台風の多さは!
しかも、どれもこれも週末合わせてやって来るなんて!!
あぁ…。
今回の台風が関東に接近するのは日曜日の夜とのこと。なので、「ギリギリいけるかな?」という気がしなくもありませんでした。けれど、雨は早い段階から強まるという話でした。
そんな中、今回のキャンプは「キャンプデビュー&1歳の子連れファミリー」と一緒です。なので、無理はしないことにしました。
その友人は半年前からこのキャンプを楽しみにしていて、吟味に吟味を重ねてキャンプ道具を買い揃えてきました。先週は実家の庭でテントを張る練習までしていたとのこと。なので、本当に残念がっていました。そりゃそうだよね…私も残念です。
来春は絶対に一緒にキャンプに行きましょう!
さてさて、そんなこんなで急遽、ポカンと時間ができてしまいました。そこで、「雨でも遊べるところ」を探してやって来たのが、箱根にある「生命の星地球博物館」です。
せっかくなので、私の両親も誘って親子3代で来ちゃいました。
この博物館には昨年も遊びに来たことがありました。
その時、子ども達は「わぁ〜キレイ!」と言って、“光る石”に夢中だったのですが、面白いことに今回は“石エリア”にそれほど興味を示さず…。
そして、今回、注目の的となったのは、
こちらでした。しかも、興味があったのは、“恐竜”というより、“骨”だったみたいです。
うちの長女なんですが、最近、「人体の絵本」にハマっているんです。「食道」やら、「胃」やら、「肺」やら、意外にもスラスラと覚えていきました。
余談ですが、最近、近所のおじさんが登山中に転倒して肋骨を折ってしまいました。長女はそのことをなぜかよく覚えているんです。今日は恐竜の骨を見ながら、「◯◯さんは、この骨が折れちゃったの?」なんて、言っていました。よくわかっているじゃないですか!(笑)
勉強熱心な父。
じっくりと解説を読みながら見て回りたかったようですが、今日はとてもそんなことはできません…。
長女に引き回され、
そして、ばーちゃんには次女がべったりでした。
じーちゃん・ばーちゃん、ありがとう&お疲れ様でした…。
こちらは、世界で一番大きな花。
マレー半島に分布する「ラフレシア」です。花を咲かせるのに2年もかかるものの、咲いたら3日で枯れてしまうので、目にするのはなかなか難しいそうです。
ちなみに、奥さんの話によるとアニメ「ポケモン」に「ラフレシア」という花のキャラクターがあるので、この花を知っている子どもが意外に多いのだそうです。
ところで、私がこの日、一番驚いたことははといば、
クジラもキリンも人間も、ほとんどの哺乳類は首の骨が「7つ」なんだそうです!
キリンと人間の首の骨が同じ数なの!?ってことには単刀直入に「ビックリ」ですが、それ以上に「クジラに首がある」ということにもビックリです。
博物館って、何度来ても新しい発見があって学ばされます。
こちらは二階の昆虫コーナー。
正面から見るとこんなに鮮やかな蝶。
けれど、横から見ると、
あらまっ!
この箱の中には、なんと10匹の昆虫がいます。
見つかったかなぁ〜?
ここ!
う〜ん…頑張ったけれど、8匹までしか見つけられませんでした。
そして、お次は〜?
ミュージアムライブラリへやって来ました。
子ども向けの絵本もたくさんあり、娘達は「これ読んで!」と大騒ぎ。(我が家はテレビがないので、普段から絵本ばかりなんです…)
ばーちゃんは老眼鏡を傾けながら苦労して読んでくれていました。
じーちゃんは色々と調べたそうだったけれど、これまた邪魔されてばかり。
ごめんよ…。
最後に、開始時間がぴったりだったのでムージアムシアターへ。
このシアターは時間ごとに異なる内容で上映されています。200インチの巨大スクリーンを目の前に雰囲気は映画館さながら。
私達が見た映像は「躍動する大地 花あふるる火の山 箱根」という20分の映像でした。が、パパは睡魔にやられました…。
昨年は怖くて近づけなかったグリズリーの前でハイチーズ!
う〜ん…本当にでかいな。
私はアラスカを自転車で走っていた時に路上で追いかけられたことがあるんです。コイツに。
死に物狂いで自転車のペダルを漕いで逃げようとしたものの、ガッツガッツと熊の爪がスファルトを削る音が背後からドンドンと近づいて来て…たまたま通りかかった車が私と熊の間に割り込んでくれて助かりました。あの時、あの車が来てくれなかったら…と思うと、恐ろしい話です。
最後にみんなでハイチーズ!
キャンプには行けなかったけれど、親子三代で楽しい時間を過ごすことができました。
さて、外に出てみるとまだまだ雨は降り続いているようでした。
本日の目的は終了だけれど、父の提案でちょっと寄り道。
10分程、デリカD:5を走らせてやって来たのは、
小田原の老舗「菜の花」の直営店です。
テラスで美味しいお饅頭とコーヒーを頂きました。
ここで面白かったエピソードが一つ。
次女は「食べたらなくなっちゃうから持って帰る」と言って自分のお饅頭を鞄にしまったのですが、その代わりにママのお饅頭を食べていたのでした(笑)。まぁ、家に帰ったら自分のお饅頭をママにも分けてあげたそうですが。
子どもって、考えることが純粋で微笑ましいですね。
じーちゃん、ばーちゃん、急な誘いだったけれど、子ども達の遊び相手ありがとう!
そして、ご馳走様でした!