前夜はいつもの駐車場でP泊。
朝は予報通り、昨夜に増して雨は強くなっていました。今回の3連休は完璧な「雨キャンプ」となりそうです。
天気のことばかりは仕方ないのだけれど…けれど、やっぱり残念ですね。
今回は8組18名でのキャンプなのですが、今朝の天気を見てみんなにはメールをしておきました。
「スゲー雨です!キャンセル料はかからないから、無理しないで。」
キャンプ慣れしている人なら大丈夫でしょうけど、中にはキャンプ初心者の人もいるんでね。こんな天気の中で決行して、「もうキャンプなんか嫌!」なんて言われてしまったら、そっちのほうが残念ですから…。
さて、とりあえずは朝ご飯です。。
今日も奥さんがマフィンを焼いて来てくれていました。
野菜ジュースと一緒にいただきます!
そして、「ふもとっぱら」へ移動しました。P泊地と「ふもとっぱら」は目と鼻の先です。
今回は3連休ということもあって、予約は「満員」。チェックイン開始時間ピッタリだというのに、もう随分と長い列ができていました。
森の中に整備された「林道入場レーン」で順番を待ちます。数日前に「ふもとっぱら」からメールが来て、並ぶ位置と受付の場所が案内されていました。
30分程並んだものの、待機位置が明確にされていたし、案内人はたくさんいたし、
受付は予約番号を伝えるだけで済んだので、混乱はありませんでした。
奥に行けば行くほど空いているのはわかっているのですが、今回は大人数だし子どももいるので、炊事場とトイレが近い場所を選びました。
しかし、この天気だというのにすごいキャンパーの数です。
どうなるんだろう…?
そんな中、友人ファミリーの長男は何も気にする様子もなく、水たまりを満喫していました。
そう、6月に「秩父巴川AC」で一緒にキャンプしたファミリーの子です。あの時もわざと水たまりに自転車を突っ込ませて遊んでいたんですよね、彼。
なので、今日は「水を得た魚」といった感じでした。
さて、ダラダラしているうちにお昼ご飯の時間となり、奥さんがスパゲッティを作ってくれました。
いただきますっ!
午後になると霧雨くらいになりましたが、止む気配はありません…。
期待するのはやめた方が良さそうです。
さて、デリカD:5少し走らせ、国道まで友達を迎えに行きました。
というのは、
「オートキャンプにバスで来る」という、“強者”がいるんです!
来た来た!
今年もまた登山リュック担いで来ました。この男、神奈川から鈍行を乗り継ぎ、富士宮からバスに乗って来たそうです。
こんな天気でもちゃんと来るんだから偉いよっ!
夕方になると仲間が集まってきました。この天気だというのに、バイクで来た人もいましたよ!
しかしながら、「雨だから…」「仕事が終わらない…」「子どもが熱を出した…」などでキャンセルが続出。結局、集まったのは5組11名(ファミリー3、ソロ3)となりました。
まぁ、この人数なら一つのタープに全員が入れるので、これはこれでよかったのかもしれません。
驚いたことに、夕方になっても受け付けの列は30分ほど並んだそうです。「ふもとっぱら」の収容能力はどれくらいあるんだろう?
見渡す限り一面がテントで埋め尽くされていました。
暗くなったら、自分のサイトがわからなくなっちゃったりしない?
さて、夕方になり雨があがりました!
ではなく…
こちらは、雨の中で焚き火を楽しむ方々です(後ろの方を歩いている人は傘をさしているでしょ!)。
たくましくなるね、君たちは(笑)。
夜になり、一つ屋根(タープ)の下、みんなで宴会となりました。
長女と一緒に写っているのは、私の大学時代の友人。今日はバスで来た「強者」です。
長女がまだ1歳にもならない頃、彼はよく我が家に遊びに来てくれ、キャンプにも一緒に行って、散々抱っこしてもらっていました。長女はそんなこと覚えていないかもしれませんが、今日はベッタリとなついて遊んでもらっていました。
夜が更けていくと、今度こと本当に雨がやんでくれました。おかげで、濡れずに焚き火が楽しめます。(笑)
今回のこの集まりは、20年前に九州のユースホステルでたまたま同じ日に泊まり合わせたメンツが「東京でまた会おう!」と言って新宿で集まったのが始まりです。それ以来、キャンプ、花見、スキーなどなど多い時には年に5回くらいイベントを企画していました。まだメールがメジャーではなかった時代だから通信手段は手紙でした。そして、多い時は30人以上で集まっていたのでした。
当時19歳だった私、気づけば今年で39歳です。もうそんなに時間が流れてしまったのですね。
今回はこの集まりの「20周年記念」ということでいつも以上に楽しみにしていたのに…天候のこともあり参加者は少なめでした。ちょっと残念です。ただし、人数が少ない分、一つの焚き火を全員で囲って旅の話に花を咲かせることができたのでした。
実はこの集まり、時間が経つにつれて来られなくなってしまった人も多いのですが、逆に各々が他の旅先で知り合った人を連れて来ることもあり、人数は減ったり増えたりを繰り返してながらも細々と続いてきました。
旅のスタイルは人それぞれ。キャンピングカーを使っているのは私だけで、バイクの人、車の人、電車やバスの人もいます。こうやって焚き火を囲ってお酒を飲みながら、自分が知らない土地の話を聞くというのは楽しいもんです。
雨が降ったけれど、人数は少なかったけれど、これはこれで、かけがえのない時間となったのでした。
(つづく)
備忘録
8月14日(金)
自宅19:15 → コンビニ → 21:35P泊地
本日の走行距離:牽引あり90km+牽引なし0km=90km
8月15日(土)
P泊地 → ふもとっぱら → 朝霧グリーンパークバス停 → ふもとっぱら
本日の走行距離:牽引あり5km+牽引なし4km=9km
この旅での走行距離:牽引あり95km+牽引なし4km=99km