父の愛車、ギャラン(H14年式)が引退となりました。
父はこの「顔つき」がとても気に入っていたので、まだまだ手放したくはないようでした。しかし、走行距離が14万キロを超えたこともあり、ここのところ故障が頻発。オイル漏れに関しては毎月のように「補充」をしなければならない程に症状が悪化していたのでした。
この車は父の車でありましたが、私にとっても思い出が詰まり過ぎている車です。
購入当初、大学を卒業してフリーターだった私はバイト以外の時間は全て、この車でどこかを走っていたような気がします。
結婚後、しばらくはこの車を父から借りていたので、私の愛車となった期間もありました。
GWを使って九州・宮崎を往復したこともありました。あの時、「高速1000円」が導入された最初のGWだったので、道路は激混み。京都〜宝塚間を抜けるのに4時間だったかな…?最初の目的地であった山口の友人宅まで20時間くらいかかったことを覚えています。
その後、私は自分の車を持つことになりましたが、父と同じくあの「顔つき」に愛着が湧き過ぎていたこともあって、レグナムを購入。
長女が生まれてからは我が家族と両親が1台に乗ることができなくなったこともあり、レグナムとギャランのランデブーで遊びに行ったことが度々ありました。
写真は朝霧高原の「朝霧ジャンボリー」でキャンプをした時のものです。長女はまだ0歳3ヶ月でした。
長女のお宮参りに箱根神社へ行った時も、この2台で走りましたね。
その後、私の愛車はレグナムからデリカD:5へと入れ替わりました。
ギャランはH14年式でしたが、レグナムは中古11年落ちで購入したH10年式だったので、どうしても先の引退を迫られてしまったのでした。
両親は頻繁に横浜から神奈川県西部の我が家へ遊びに来てくれていたし、2年前には我が家の近所に引っ越してきてくれたこともあって、この2台の組み合わせはよく見る光景になりました。
走行距離は14万キロ。
この数字の中に、溢れるほど思い出が詰まっています。
このシートとハンドルにもね。
ギャランは私に車の楽しさを教えてくれた1台でした。
かけがえのない時間をありがとう!
君は最高の相棒だったよ!