我が家には珍しい2週連続でのキャンプです。
今回は詰まりに詰まった都合の隙間を縫って予定を組んだので、たまたま2週連続での出動となってしまったのですが、
「梅雨時に2週連続とはミスったな…」
と、正直なところ後悔していました。
けれど!
なんと!
梅雨明けしてしまいましたね!
平年より22日早く、観測史上最速の梅雨明けらしいです。ということは、今年の夏は長いんだろうなぁ…。暑さに弱い我が家としてはちょっと憂うつなところでもあります。
さてさて、今回の行き先は朝霧高原「ふもとっぱら」です。昨年キャンプデビューしたばかりの友人ファミリーに是非とも「ふもとっぱら」からの富士山を見てもらいたくてね!
我が家はいつもながら前夜に出発し、いつもの「道の駅・朝霧高原」でP泊。そして今朝は、チェックイン開始時間ぴったりの8:30に「ふもとっぱら」に到着しました。
友人ファミリーはお昼頃の到着とのことだったので、午前中はまったりと過ごしました。
梅雨明けしたばかりですが、天気の方はイマイチ。雨が降ったり止んだりでした。けれど、どうやら雲がかかっているのは朝霧高原だけのようです。
スマホに送られて来た「Y!防災速報」の通知によると、下界は「熱中症の危険あり 運動は原則中止」とのことでした。
ポツポツとキャンパーが到着してテントの数が増え始めているものの、まだまだスペースには余裕がありました。
なので、凧揚げ開始!
風もちょうどいい感じです。
キャンプのことを考えれば、風は雨より厄介なものですが、こんな遊びがあると風もと仲良しになれていいですね(笑)。
こちらは次女。
「絶対に離すまい!」
と、一丁前な姿勢です。
長女は随分と楽をしていましたが…。
そして、お昼ご飯。
今日は超手抜きをして、カップラーメンにしちゃいました。
我が家がカップラーメンを食べることなんか年に何回もないので、子ども達は大喜び。
長女はお湯を入れるだけでラーメンを食べられることに驚いていた様子でした。なんか、「いつの人?」って、感じですが…。
美味しそうに食べてました。
安上がりで助かります(笑)。
そして、友人ファミリーが到着しましたぁ〜!
こちらの友人は奥さんの大学時代の友達ファミリーで、昨年10月にもターキーズハウスで一緒にキャンプをしました。あの時はキャンプデビューだったので、バンガローを利用したのですが、今回はステップアップしてテント泊に挑戦です。
「お友達」はうちの長女と同じ年。月齢も1ヶ月しか変わりません。
昨年はキャンプと動物園で一緒に遊んだので、写真を見せたら思い出した様子でした。今日は朝からずっと、「◯◯君は?まだ来ないの?」とずっと楽しみにてたんです。
ところでここ数年、私達の周りで「キャンプしてみたいんだけど…」と言う友人が増えてきました。
どうやら、子どもがある程度大きくなると、キャンプを経験させてあげたくなる人が多いみたいです。
ただ、キャンプに行きたいと思っても、全く初めての人にとっては、どんなキャンプ場がいいのかわからないし、どんな道具を揃えればいいのかも分かりません。それにテント一つにしても、種類があり過ぎて選びようがない!と言うことで、皆さん悩まれるようです。
そんな訳で、「じゃあ、とりあえず道具は貸してあげるから一緒に行こうよ!」と誘ってあげると、「ぜひっ!」いう話になり、キャンプ予定が次々と飛び込んできたのでした。
今年に関しては4月の時点で11月までの週末は予定がビッチリと埋まってしまった次第です。
我が家としても、最近は子ども達の様子を見ると「お友達」がいる時の喜びようは家族だけの時とは比べ物にならない程です。
なので、一緒にキャンプをしてくれる友人ファミリーがいることは我が家にとっても嬉しい話なのでした。
本当にいい笑顔をしています。
友人ファミリーの旦那さんは子ども相手が上手な方で、ほとんどの時間、計3人の子どもの遊び相手をしてくれていました。
そんな訳で…
奥さんは友人と過ごす久しぶりの時間をゆったりと過ごし、私ものんびりと夜の準備をさせてもらいました。
ランタンにガソリンを補充し、マントルの切れがないかチェックする。薪をデリカのルーフキャリアから下ろし、焚き火台を組み立てる。冷蔵庫を冷やすカセットガスの残量を確認し、残量の少ないボンベは“詰め替えくん”で1本にまとめる。
そんな一つひとつの作業をとっても、これまでは“ほんの瞬間”でも子どもが手を離れた時間にチャチャッと済ませなければならなかったのですが、最近はそれらの作業一つひとつを「楽しむ」余裕ができてきました。もう少ししたら、それらの作業を子どもと一緒にできるようになるかな?それはそれで楽しみです。
結局、この日は一日、降ったり止んだりでした。
けれど、子ども達は気にする様子もありません。
「お散歩に行こうか?」
と言ったら、カッパを着て傘を広げられることに大喜びでした。
そして夕方、うっすらと富士山が姿を見せてくれました!
よかった!
雲が厚いと、「ここに“でぇ〜ん”と富士山が横たわっているんですよ!」と言っても、全然イメージしてもらえないんですよね…。
これで、信じてもらえました!(笑)
別に疑われてはいなかったみたいですが、「ここまで大きいとは思わなかった!」とのことでした。
そうでしょ?
こんなにでっかい富士山、見たことなかったでしょ?
だから、ここに連れて来てあげたかったんです!!!
さて、相変わらず雨は止みませんでしたが、子ども達はテントに入って大はしゃぎ。
汗だくになって遊んでいました。
さて、お風呂の時間です!
富士山の他に「ふもとっぱら」の魅力は?
といったら、やっぱりこの大浴場でしょう。しかも無料です。キャンプ場内にお風呂があるってのはやっぱりありがたいです。
ところで、今年から「ふもとっぱら」の受付システムが変更されました。
これまでは、到着後は写真右手の事務所に行って受付をしていましたが、今年からはネット予約をしていれば写真左手の小屋で「ドライブスルー受付」が出来るようになりました。しかも、ネット予約者は燃えるゴミのゴミ袋が無料でもらえます。
これは画期的なシステムだなぁ、と思うところですが、残念なことが一つ…。
料金なんですが、これまで通りのサイト使用料3500円+タープ代1000円の他に、トレーラー代1000円がかかるようになってしまったんです。よって、トレーラーの場合は1泊5500円もするようになってしまいました!
まぁ、お風呂代込みで考えれば納得できますが、お湯を張ってくれるのは混んでいる日だけだからなぁ…。悩ましいところです。
お風呂でさっぱりして夕食の時間。
パパは少し早めにお湯から上がり、炭火を起こしました。
食事の準備はママが夕方のうちに済ませてくれていたので、後は焼くだけです。
相変わらず3人一緒の子ども達。
もっと大きくなったら、子ども専用タープを別に張り、子ども達だけのコミュニティを作らせてあげたいものです。もちろん、食事の準備も自分達でね!小学校高学年くらいになったら出来るかな?
テンション高すぎでお昼寝をしなかった子ども達。案の定、早めの就寝となってしまいました。
もっと遊びたいけど、眠くて眠くて目を開けていられない…そんな感じで沈没していました。
と言う訳で、焚き火を囲って大人の時間。
となったのですが…パパも沈没。
リラックスチェアの背もたれに体を預けたら、焚き火のパチパチという音が気持ちのいい子守唄になってしまいまして…睡魔に勝てませんでした。
3人の楽しそうな会話が遠くから聞こえつつ、私は夢の中でまったりしちゃいました。一緒に会話を楽しめなかったのはちょっと残念だったけれど、これはこれで幸せな時間でした。
(つづく)
<備忘録>
6月29日(金)
自宅20:45→23:00道の駅・朝霧高原
本日の走行距離:牽引あり91km+牽引なし0km=91km
6月30日(土)
道の駅・朝霧高原8:25→8:35ふもとっぱら
本日の走行距離:牽引あり6km+牽引なし0km=6km
この旅での走行距離:牽引あり97km+0km=97km